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【アニメ】血界戦線1期&2期 感想【レビュー】

こんにちは(°ω°)ノ

今更ながらアニメ「血界戦線」観ました。
原作漫画は未読のアニメ組の観点からの感想なのでご容赦ください。

1期

この作品は1期と2期で監督変わってます。1期は「松本理恵」さんという方でした。
1期は原作のストーリーにオリジナルキャラ「ホワイト」「ブラック」「絶望王」・オリジナルストーリーが組み込まれた件で議論があり、当時未視聴だった自分にもその賛否両論ぶりが聞こえていました。

なので、その前情報を知ってから視聴したので、もともと原作未読ということもありオリジナル展開については見るに耐えない、ということはありませんでした。

涙した回・1期6話、「ネジ」について

お気に入りの回はハンバーガー大好きな「ネジ」が登場する6話です。たった1話の登場でしたが、この回だけはストーリー面で特出した印象を残しました。

限界以上のストレスに達すると記憶を失わせる胞子を出してしまうネジ。そんな彼の胞子を悪用しようと二人組の男が金属バッドが凹むまでネジを殴り続けてもなお、ハンバーガーをきっかけに友情を深めた主人公・レオとの記憶を失いたくないがために、暴力を振るわれてもなお耐え続けるネジの姿に心打たれました。
それでも男のうち一人がレオの神々の義眼の力で邪魔が入ったことに腹を立て、縛られて身動きのできない彼を金属バッドで容赦なく殴ってしまいます。
そんなレオが傷ついた姿を見て、ネジはついに胞子を抑えきることができませんでした。
結果、周辺にいた人々も含めて二週間の記憶を失う事態になってしまったわけですが、二人はまた最初に会った時と全く同じシチュエーションで再会し、再び友情を築き始める・・・という〆。

レオとネジの交流シーンのダイジェストで流れた曲がネジが暴行を受けるシーン〜再会シーンでもう一度流れ、より心に訴えかける演出で二重に泣けてしまいました。

ここの挿入歌は「On my own」という曲で、apple musicでサブスク配信されていたのでライブラリにありがたく追加させていただきました(*´ω`*)サブスクの時代万歳!!

それまでは「非日常が日常の毎日」「カッコよくキメる必殺技」がメインで、いわゆる「縦軸(※)」というものがあまり見えてこないアニメでイマイチ乗り切れなかったのですが、この6話でエンジンがかかって急に作品に愛着が持てるようになりました。

※「名探偵コナン」で言うところの「黒の組織」関連のストーリーで、反対に横軸は様々な事件に遭遇し推理するストーリー。

ネジはたった1話の登場ながら、オリジナルキャラとしてクローズアップされていたホワイト以上にインパクトを残していました。
ハンバーガー」という分かりやすく身近でシンボリックなキーアイテム(キーフードか笑)があるのも効果的だったのだと思います。

ただ、二人が再び自己紹介したすぐ後にホワイト・ブラックのサイドストーリーに移行してしまったのは演出としては残念。1期は2期と違ってCパートを用意しないようでしたが、この回だけはED後にホワイトとブラックの出番を回して欲しかったなあと残念に思います。
6話の出来が素晴らしかっただけに、もっと余韻に浸からせて欲しかった・・・。

オリジナルキャラ「ホワイト」について

ホワイトは金髪ツインテ萌え〜で、愛らしく、レオとお似合いで彼とくっついて欲しいと思うくらいには好感触なのですが、兄妹&絶望王がメインとなる終盤の展開は、6話ほど心を動かされませんでした。

それでもレオの友人、ガールフレンドとしてホワイトは強く印象に残っていたのでキャラ造形が完全に失敗してたとは思いません。ただ、一部機能してない部分があったかなという感触です。
もしホワイトが生き残ったifがあって、レオと結ばれるストーリーがあれば素直に喜べると思います。

オリジナル展開について

おそらく原作をそのままなぞれば1期・ワンクールの範囲内ではっきりとした「縦軸」のないアニメになってしまうために、アニメオリジナルのストーリー、それを組み込むためのオリジナルキャラが用意されたのだと推測します。

原作未読ですが、縦軸がないのはあえてそういう方針にしてるのだろうなと思っております。

ただ、ワンクールのアニメという媒体で表現する以上、終盤になんらかのカタルシスを与えるストーリーが必要であり、そこで用意したのがあのオリジナル展開なのでしょうね。

ストーリーや兄妹にのめり込めなかったきらいはありますが、絶望王の口笛、口癖などは元ネタを調べてみると「そうだったのか・・・!」と納得できるものがありました。
その辺の情報は各自ggって見てください。笑

1期監督「松本理恵」さんについて

1期の監督は「松本理恵」さんという方で、流行したEDアニメーションはもちろんのこと、ヒキのカメラワークでコロコロ飛んだ様な経過時間省略演出など、全体的に演出が小気味良く、言うなれば視覚快感体験を提供できる演出家なのは疑いようがありません。

ただ、優れた演出家であることは優れたストーリー、キャラクター造形でできることとイコールではなく、終盤のイマイチ何やってるかよくわからないストーリー、感動すべきはずの最終回で兄妹にそこまで心を動かされなかったことによる充足感のなさは確かにありました。
そういう意味で、視聴者の心に強く訴えかけた6話の「ネジ」とのコントラストが浮き彫りになってしまったのがホワイト・ブラック兄妹でした。

1期で叩かれすぎたのか、「松本理恵」監督は血界戦線を手がけて以降は霊圧が消えてしまわれてますが、その後ポケモンのPV(?)でアニメファンの間で再注目されました。
またあの「観てて気持ちの良い」演出をどこかで拝ませて欲しいものです。

あまり表舞台に出なくなった原因として、当時最終回を落としてしまったのが響いてるのでは・・・とまことしやかに言われていますが、血界戦線放映前でも「コードギアス(1期)」も最終回が延期になってたのでそこまで痛手か?と疑問符ではあります。(放映枠の確保にかかるお金の問題などはありますが)

餅は餅屋というか、ストーリー、キャラクター造形面に優れている方がいればまた違ったのではないでしょうか。

キャスティング

釘宮理恵さんが一人三役を演じるというナイスキャスティング!
個人的に、レオ役が阪口大助さんなのも相まってどうしても「銀魂」の「新八」「神楽」を連想してしまう(^_^;)
ですが、お二方見事に「レオ」「ホワイト」を演じ、視聴中に「銀魂」の影がチラつくことはありませんでした。

同じジャンプ系雑誌ということで、ザップ役、チェイン役の方等何名か銀魂の主要キャラの方が混ざっているので、公式でコラボぐらいあってもいいんじゃないかと妄想しました。

1期・2期共にメインキャストはもちろん、ゲスト声優さんの豪華っぷりが際立っています。

「ネジ」役の大谷育江さん
やはりベテラン、数々の国民的キャラクターを演じるだけあって、視聴者の涙腺を刺激する演技力の前には平伏するしかございません。

6話(ネジ回)の悪役を演じた梶裕貴さん
この頃はザ・主人公声優として様々なアニメで主人公役に起用されていましたが、胸糞悪い悪人役もできる器用な方で、バイプレーヤーとしても光る演技力の持ち主だと再認識しました。

偏執王アリギュラ役のこおろぎさとみさん、堕落王フェムトの石田彰さん、単発ゲストに能登麻美子さん、置鮎龍太郎さんなどなど・・・。

石田彰さん、他の番組でたまーに「なぜこんなどうでもいいモブに石田さんがキャスティングされているのか・・・」と、首を傾げたくなるキャスティングをされていることがたまにあるので、フェムトのようなインパクトのあるアクの強いキャラクターでお声を聴けると声優ファンとしても嬉しいですね(^o^)

他にも「鰓呼吸ブルース」で田村ゆかりさんの声を聞いた時は反応してしまいました。
天真爛漫なキャラが多いイメージの声優さんですが、クロスアンジュ」の「ヒルダ」のような、冷めてる系・スレてる系の天真爛漫とは真逆のキャラクターを演じられていると、新鮮というか・・・ギャップ萌えを覚えてしまいます。笑

2期

一方で2期は原作に忠実らしい?代わりにちょっと演出が凡庸になった感じでしょうか。作画のいいアニメにとどまっています。
唯一印象に残ってるのは1話の縦列のシーンですね。
最終二話は原作から結構カットがあったみたいで。OP・EDをカットして、あのラストにするなら最終回はEDのみ流すとかして尺を確保して欲しかったですね。アバンのBGM流しながらレオを映すシーンも不要に思えました。

一方2期のEDも1期同様センスが大爆発してるのですが、クレジット見たらやはり「松本理恵」監督の仕業でした(^_^;)
切り替わりが早く、マウスでカチカチと一時停止しながらじっくり見る羽目になりました。笑
ネジはどこー?と思ったら、一番初めにいましたね。笑
バーガーじゃなくて四角いものを持ってる?と思ったら、チェインからもらったメモ帳でした。笑

余談

松本理恵」監督モデルのキャラが登場したと言われる「ハケンアニメ!」

最近知ったのですが、「ハケンアニメ!」という作品で「松本理恵」監督がモデルのキャラクターがいるとのことです。

派遣じゃなくて覇権です。笑
昔「ハケンの品格」という人気ドラマがあったためか(そしてこちらもカタカナ表記のためか)、どうしても派遣社員が劣悪なアニメ現場に揉まれる作品」のイメージが拭えず・・・笑

最近映画化されたのですが、現在死語になりかかっている「覇権」(そもそも某掲示板の某円盤の売上枚数を語るスレの用語で本来ニッチな用語である)がタイトルに含まれていること、あらすじを見るにサブスク配信全盛期、中国をはじめとした海外需要がある現在とミスマッチさを覚える予感しかなかったので映画は観てません。

「400億の男」で有名な「鬼滅の刃も、テレビシリーズの円盤売上全盛期と言われた頃と比べると円盤売り上げが落ち込んでおりましたが、映画の大ヒットを経て配信人気の大きさをアニメファンに認識される大きなきっかけとなりました。

原作が10年前、あのSHIROBAKOより前の作品なので仕方ないと言えば仕方ないのですが、前述のタイトルの分かりづらさも含めて現代に合わせて原作とあえて変更するとか(半沢直樹など、原作と映像作品でタイトルが違うのは珍しくはない)、細やかなフォローが感じられない・・・。

ちなみに「セーラームーン」「少女革命ウテナ」「輪るピングドラム」を手がけた「幾原邦彦」監督のモデルとなったキャラクターも出てるそうです。笑

まとめ&3期について

結局1期の話ばかりになってしまいました・・・。まあ、それだけ印象強い作品だったということで!

2期は1期ほどの盛り上がりの声は聞こえておらず、円盤の売上も1期と比べると激減してたのを後で知って驚きました。

原作のストックが今どこまであるかは分かりませんが、2期のように原作をただなぞってるだけ?の映像化であれば、2期から数年経過していることもあり更に売り上げが下がることは想像に難くないので、あるとすればOVAで続き、もしくは製作されない、もしくは今流行りのNetflix独占で製作、といったところでしょうか。

タイバニも1期で爆発的ヒットをして数年経ってからやっと2期でNetflix独占で放映されました。
時間経ちすぎ&独占配信のために話題を全く聞かなくなってしまいましたが、完結していないけど間が空きすぎて前期と同じくらいの勢いと売上を保てそうにないけど需要があればNetflix独占で放映される作品も増えそうな予感がします。

血界戦線見放題の配信サイト

huluで現在1期2期ともに配信中だったのでそちらで視聴。
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