らんぽの小屋

オフゲーとフィギュアいじったりが好き。あと最近はスレイヤーズ(神坂一作品)の記事が多いよ

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スレイヤーズはいぱあNEXT(でぢたるコレクションシリーズ3)感想・監督解説

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スレイヤーズはいぱあNEXT感想


どうもこんにちわ(・ω・)ノ

スレイヤーズはいぱあ・でぢたるコレクションシリーズ、今度はNEXTの監督全話解説が収録されてる3の紹介ですよー✌('ω'✌ )三✌('ω')✌三( ✌'ω')✌
Windows95/Mac漢字Talk7.5以上 CDソフトスレイヤーズはいぱあNEXT -スレイヤーズでぢたるコレクションシリーズ Vol.3-

隙あらば自分語り

NEXTは自分がアニメスレイヤーズで一番好きなシリーズと言ってもいいです。
CSの再放送で録画したNEXTのお気に入りの回(実質ガーヴ登場以降全部)で自分でオリジナルDVDを作ったり・・・(当時使ってたパソコンにDVDのトップ画面とかセレクト画面とか収録されてる素材を選んで作れるソフトがあったんですよ)。
終盤で作画監督を多く担当した加藤洋人さんの絵が好きだったんですよね。
担当回は何回かあるんですが、25話の加藤さん作監回(完全版ギガスレイブ発動回)がストーリーも佳境なのと相まって気合十分に入ってたように見えました。

第25話 『死せる者の魂!リナ最後の決断!』


そのあと別番組ですがフォーチュン・クエストL」で加藤さんがOPアニメーションを手掛けていらして、「!?Σ(´∀`;)これまんまスレイヤーズやんけ!!」と思ったのは懐かしい思い出。
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まあ積もる話はこれくらいにして、2の記事でも書きましたがこのCD-ROMはWindows10home64bitでは動かないと思われます。
この令和の時代、はいぱあを観たくても観られない方も多いと思いますので、渡部監督の全話解説については所感部分を省略しなるべくスタッフの裏話や設定の裏話を中心に掲載していきます。
自己責任の上で10でも見てみたい方は前回の記事をどうぞ。
ran3pom.hatenablog.com

収録内容

今作は前作の4人に加えてゼロスも出るんだとか(まだ聴いてない)。
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  • 魔法辞典

前回と同じく動画付きのリッチ仕様です。
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いや草。

  • 美術館

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アイキャッチがまとめて観られるのはイイですね。ほかにもイメージボードや書き下ろしイラスト3点が。
無印にあったキャラクター設定画はいずこ・・・。

各話名場面集&監督解説

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2にあった脚本・絵コンテは消えたんか?それとも4に収録されたんだろか(監督解説目当てだったのでそれ以外のシリーズはスルー)。


第1話

NEXTオリジナルキャラのマルチナは作画インのギリギリまで決まらなかった。
シナリオ会議でのアイデア百出。
「ゾアナの王女でアメリアと対極を成す存在」は監督、「魔人ゾアメルグスターを崇拝する」という設定はシリーズ構成の高山治郎氏。
この時点でマルチナのフルネームは決まっていない。

第2話(ゼロス登場回)

ゼロスの声を決定するにあたりサンプルテープによるオーディション(といってもリストとテープを照合する作業のこと)中、キャラデザの宮田奈保美氏を中心とした女性スタッフの圧倒的支持により石田彰氏に決定した。
監督はこのとき石田さんが某作品で某人気のキャラ※の声を充てていたとはとは知らなかった
※おそらく新世紀エヴァンゲリオン渚カヲルか。監督曰く作品名は「いわずもがなだと思いますが・・・(笑)」とあるので間違いないかと。
名場面集のピックアップ場面にも「A〇フィールド!?」と伏字の単語あり。監督も解説で「A〇フィールド」とか言っちゃう。

第3話

アトラスシティの名物「ニョヘロンとニャラニャラ料理」は語感で決まった。

第6話

このあたりでマルチナのフルネームが、彼女専用のお話も一つ作られるのが決まりつつあった。

第7話(ドラゴン料理回)

対決ゴールデンウィーク用ギャグ週間として用意された息抜き回。
ゼルガディスを碇にする案は作画監督の宮田氏によるもの。

第8話

姿なきフィリオネル暗殺犯人にアメリアが大真面目に「このあたしが正義の鉄槌を下してやるー」と叫ぶシーンでなぜかアフレコ現場大爆笑。爆笑した理由は監督には不明とのこと。

第11話

作劇の都合上、ショートソード程度のラグナブレードを、アニメではバスターソード程度の大きさへ変更した(近接戦闘をアニメでは描きにくいため)。

第12話

担当絵コンテマン曰く、リナとガウリイが見せた連携プレーはジェットストリームという昔懐かしいものだそう。

第13話

340カット以上を積み重ねた全編バトル満載回。
少女漫画風味(ガウリイがリナを心配するところ等)なテイストはテレビ版の切り口。
シリーズ構成時、原作者さん(神坂一氏)からも(少女漫画風味について)異論なし。

第14話(乙女の祈り回)

乙女の祈り」は、レッスン用の歌入りテープ(歌っているのは恐らく奥井雅美氏)と楽譜をアフレコスタジオに持ち込み、特別にレッスン時間をとって録音された。
歌う林原めぐみ氏、鈴木真仁氏、それに対して演技指導する役割のゼルガディス演じる緑川光氏、ラストで歌真似をするマルチナ演じる柊美冬氏(現・石村知子氏)もヘッドホンステレオを駆使して即席レッスン。
音響監督の藤野貞義氏も嬉々として歌唱指導。
なお作詞は監督自身。

第15話(着ぐるみ回)

ウマの着ぐるみを着たリナのドラグスレイブはバンクではなく完全新作カット。

第16話(テニス回)

マルチナのフルネーム決定はこの回のためにあった。※
最初にできたキャラ設定の縦巻きロール髪を見てこのアイデアがあったと言っても良い。
とんとん拍子にマルチナ話ができていくので、シリーズ構成の高山氏いわく「誰か止めて―」
※当時女子テニスプレイヤーに「マルチナ・ナブラチロワ」という選手がいた。
そして彼女のフルネームはマルチナ=ゾアナ=メル=ナブラチロワ

第17話(女装回)

ゼルが心惹かれたミワン(アニオリキャラ)はアメリアに似ていると設定に書いてあった。
また、「TRY」で登場するフィリアの原型ではと推察する監督(鈍器を軽々と携行する点など)。

第18話

なぜかは不明だが、NEXTには映画「2001年宇宙の旅」(スタンリー・キューブリック監督)からのモチーフが挿入されている。
第5話のセイグラムの部屋、緑色に発行するロココ調の部屋、そして今回のモノリスの大群。モノリスの頂点にかかる太陽も、2001年へのオマージュなのかもしれないとのこと。

2001年宇宙の旅 (字幕版)

テレビ用の裏設定によるとあのモノリス群は全体でネットワーク回路を形成している。
アクア婆さんもネットワーク回路のメモリーバンクに記憶された仮想人格みたいなもののよう。

第20話(謎の少年登場回)

一時役割がなくなり、このあたりからシナリオ会議でマルチナ退場の話も上がっていたが、それもかわいそうなので試行錯誤しながらマルチナを話の本質的部分に引っ張り込もうとしたのがこの回から始まった。

第21話

クレアバイブル完全版がリナに見せたビジョンは天体現象。
超新星爆発と星間ガスの拡散。そのガス体が再び集まって新たな星を形成するという循環現象。
そこに作用する巨大な重力。
ロード・オブ・ナイトメアの正体が巨大な重力エネルギーという解釈のプロトタイプが見て取れると思う。
テレビ版L様の解釈はまさに重力エネルギーである。物質創造の母。

第23話(魔剣士ガウリイ回)

「フルパワーガウリイはどれほど強いのか?」というシナリオ会議で度々話題に上がっており、それを実際に書いてみようということでこの回が組み込まれた。
コードネーム・ブラックガウリイのコスチュームデザインは作画監督の戸部淳夫氏によるもの。

第25話

原作ではフィブリゾとはある意味相打ちに終わったが、テレビ版では一応の決着をつけておきたいというのがアニメスタッフと原作者(神坂一氏)の共通認識だった。

第26話(最終回)

L様フィールドもとい漆黒の超空間の中では実はリナ・ガウリイの肉体は消滅していた。
残っていたのはゼロスいわく「純粋な意識」のみ。
あそこにいたのは「意識体」となった二人であり、本当の二人ではない。
完全なる人格は、肉体も必要不可欠な要素なのだから、とのこと。
体が再生され元に戻ってしまった二人の深層心理には、共通の何かが残るのみ。

光の剣が唐突に返ってきたのはこの時点で第3シリーズ(TRY)の製作が急遽決まったため急遽残す方向になった。

解説を受けて

マルチナ

やはりNEXTオリジナルキャラだけあり、マルチナの話題が豊富でした。
マルチナ、小ナーガみたいなキャラだなと思ってましたけど(ナーガみたく戦闘力はないけど)、謎の少年(爆)とのコンタクトからサイラーグ入りにかけて本格的に話の本筋に入り始め、

  • (マルチナだけ)ギャグ調ながらもゼルガディスやアメリアと襲いかかるサイラーグの生き返った人々の中をくぐり抜ける
  • 対フィブリゾ戦で絶命寸前のザングルスから剣とリナを託される
  • 半ば狂乱状態でザングルスの衝撃波を発生させるハウリング・ソードを出鱈目に振りまわしてリナを鼓舞させる
  • しかしフィブリゾの前では無力、彼に行動不能にさせられリナにガウリイへの想いを自覚させ息途絶える(おまけに彼女がリナ一行の中で一番最後の犠牲者)
  • 復活後、崩壊する空間の中ザングルスに抱き寄せられ、ロード・オブ・ナイトメアの依代となったリナを救うべく駆けつけに行ったガウリイ達を二人で見守る
  • 本編ラスト、ザングルスと結ばれ結婚式を挙げる

(そんな金ないやろ・・・と思ったらハリボテの教会だったのには笑ったw)

なにこのレジェンド・オブ・マルチナ・・・。
ギャグ特化のアニオリキャラが終盤でここまで話の本筋に組み込まれたことがあっただろうか。

しかもマルチナ途中退場の話まであったんすか!?wwww
それはとても危なかった・・・非常に危うい立場にいたんですね。

あと第14話(乙女の祈り回)でマルチナ演じる柊さんも歌唱レッスンに参加されてたのは知りませんでした。
緑川さんが演じたゼルガディスは歌唱指導役とはいえそこそこのアカペラパートがあるのでわかりますが、マルチナの歌唱パートと言えば
「ちいさなむねっをーwwwwwキュンキュンこがっしーーーwwwwww」
と煽り炸裂のこのフレーズのみだったと記憶しているので、すげえマルチナ役の人まで・・・?とちょっと意外に思いました(笑)

演じた柊さん(旧芸名)はその後ロスト・ユニバースでミリィ役を演じています。
(ロスユニはスタッフも声優さんもスレイヤーズ と多く被ってます)
このNEXTでの縁があってのことなのでしょうか。

フィブリゾ

フィブリゾ、好きなんですよね。
あんな子供(の姿をした存在)がいかつい大男然としたガーヴを指先一つで葬り去り、リナたちの前に立ち塞がるラスボスになるなんて当時は意表を突かれました。
なんというか彼からは悪のカリスマをビンビンに感じます。
NEXT終盤盛り上げの立役者と言っても良いでしょうね。

マルチナといいフィブリゾといい、この二人の終盤の神がかった立ち振舞いはNEXTの盛り上がりのボルテージを最大限にまで高めてくれたと思います。

最終話のフィブリゾの顔芸作画本当に凄かったですwフィブリゾ百面相!

声優さんは伊倉一恵さんで、シティーハンターでいう役の方です。
同じ方だと知った時は「あーそういえば!!」と納得しました。伊倉さんのショタ役、アリです(何が?)

監督解説ではあまり裏話的なものは確認できず。残念。

ついでにガーヴについて言うと、声優の中田譲治さんのちょっとチンピラっぽい演技が好きでした(褒めてます)。
初めてアニメで中田さんの声を聞いたのがスレイヤーズだと思います。
今は中田さんといえばFateシリーズの言峰綺礼のような落ち着いたラスボス系キャラでしょうが、ガーヴや「エルフェンリート」の坂東さんみたく血気盛ん(物は言いよう)なキャラもお耳にしたいですね。

ちなみに監督解説では「ガーヴ(とアルフレッド)は描き足りてなくて悔いが残る」と言うことをおっしゃっておりました。
残念ながらそれ以外はガーヴに関する裏話のようなものは確認できず。


ズーマ

いや出てねーじゃんw
いやぁ出てないんだけどぉ・・・アニメ版見てから原作入ったらズーマとの因縁が決着する『ヴェゼンディの闇』が好きになっちゃって・・・。
でもNEXTでセイグラム倒されちゃってもうお話に入り込む余地ないし・・・。
アニメ結構ギャグ回多かったけど、2話くらい削ってズーマ回ねじ込めなかったかな??ねじ込めない??そう・・・(´・ω・`)
セイルーンのお家騒動にズーマまで参戦したら収集つかねぇよ・・・ということでオミットされたのでしょうか。
『ヴェゼンディの闇』で明らかになるズーマの正体とか彼が暗殺者として生きる理由の答えとか、そしてその最期とか、色々物悲しいお話で好きだったんですよ(´ω`)

ん?スレイヤーズRevolution? evolution-R?
み、観てないっす・・・汗

残念ながらズーマの裏話的なものは見当たらず(あるわけねーだろ出てないんだから)。

ヴェゼンディの闇と第二部のアニメ化しねーかなー
ズーマ、次のアニメ化では幸せに(??)おなり・・・